僕らの僕らのミライへ逆回転/ミシェル・ゴンドリー
Be Kind Rewind(巻き戻してくれると助かります)という原題がなぜこの邦題になるのかが良く分からない。。
NY郊外の街のレンタルビデオ屋が舞台。磁気の影響で全部消えてしまったビデオテープを勝手に店員のジャック/ブラックが自らリメイクして撮ることを思いつく。
今年見た洋画(って実はすげー少ないけど)の中で一番良かった。
嘘か真実かなんてそんなことがそもそも重要なんじゃない、だってこの世界は嘘だらけなんだから。
嘘をつくことを楽しむこと、JAZZやハリウッド映画の何十年の歴史に対する敬愛。
それはアメリカという国を愛する方法なんじゃないかと思わせる。
そして監督の映画に対する愛情、みんなでつくることの楽しさが存分に描かれているそんな映画。