andymori ライブ@渋谷chelsea


ドラムが横向きに前列に並ぶといういまだかつて見たことのない
スーパーフラットスリーピース(懐)
ドラムがすごかった。
だけど思想が右寄りでした。。


こんな若いロックバンドが右寄りだなんて。。
そういう時代なのかも。。。


前座で出てきたバンドで面白かったのがThe Bawides
http://www.myspace.com/thebawdies
日本人4人組のロックンロール(ロカビリー)バンド。
笑っちゃうくらい全然新しいところがないロックバンド。
音源だけ聞くととても日本人がやっているとは思えない。


見ていて思ったのは
ああ音楽を伝えるメディアは今確実に変わっているのだと。
CDからMP3に。っていうことじゃなくて
音源からライブに変わったのだと思った。


こういう音ならCD探せばいくらでも聞ける。
それこそプレスリーとかストレイキャッツ、ブライアンセッァーとか聞いてればいいんだから。
そうじゃなくて僕らが求めているのは生の音だと。
生音を目の前にして楽しむことだと。


確かに僕が暇を見つけては視聴器の前に立ってきた感じからすると
新しい音を追及する流れってここ1,2年くらいでグッと減った気がする。
少なくともメインストリームにはない。


もちろんこれはたまたまなのかもしれないけど
社会が成熟しきって、新しいことを探し続ける行為が
少しずつナンセンスになってきているかもしれないとも思う。


それと思ったのは
このバンドを見ておまえらストレイキャッツのパクリじゃねえかとは誰も言わないと言うこと。
どこから糾弾されてどこから許されるのか
人間が許すためにかかる時間でどれくらいなのか
それは単に時間だけの問題なのか
当時と現在の社会的文化的背景の類似も関係するのか


などと揺れながら考えた。