狛江の住宅/長谷川豪建築設計事務所
大島さんプロデュース。
今年一番心が躍ってしまいました。
以前東工大の建築教育には文化があると書いたけど
http://d.hatena.ne.jp/crz_joe/20081005
これはまさに伝統芸能。
追求された建ち方
銀色の板金の壁の高いところに引き違いの窓
角から斜めに突き出されたエントランス
ボリューム感のある白い壁
重箱の隅をつつくように目新しいものを探すのではなく
建築を探求する中に見つけられる先人たちへの敬意。
僕はそこに建築の真の新しさみたいなものを感じました。
だって完璧に新しいものなんてない業界なんだから。
メディア受けするためにものすごく早い速度で回転して
消費されてしまう建築ではない、
このデザインに脈々と時間が積み重なっているのを感じさせる
メディアとしての建築。
批評的な建築。
in東工大ローカル。。。
逆に言えば東工大外の人が見たらどう思うのか
それがすごく気になった。