夢の中の洞窟 / 大西麻貴+百田有希

東京都現代美術館は家から10分でつく。通勤途中に拝見。

鍾乳洞的な模したような空間のインスタレーション
下からの盛り上がりと上からの垂れ下がり部分の接合部がアクリルになっていてちょっとすごい。
素直にかっこいいと思った。
どうなってるのか今度新谷さんに聞いてみよう。


しかしここまでやりたいことがはっきりしていてしかもちゃんとそれをやり遂げられる強さはちょっとすごいなと思う。


こういう視覚に頼った建築表現をする人を僕は勝手にヴィジュアル系と呼んでいるんだけど、
たとえば石上さんのテーブルなんかは同じヴィジュアル系でも可能な限り薄くしたいってところからスタートして
重力とか素材特性を相手にした結果ああなったってその紆余曲折みたいなものを感じるんだけど
鍾乳洞みたいな空間をやりたいってところからいろいろなハードルを目の前にしたときにそれでも方向を変えずに乗り越えまくってできたみたいな強さがこれにはある。


歳とったのかなあなんて思ったり。