PLASTIC MOON/前田紀貞

前田さんの建築は初見。
型に見たてられた腰壁の高さのスラブが重なって空間をつくるという明快なコンセプト。
診療所というプログラムがこの型にぴたりとはまっていて
腰高の高さにあるプールを眺めるリビングも気持ちがいい。
前田さんは型が切り取る空間(空気?)に興味があるようなのだが
それをつくっている建築は徹底的に物質化されている。
こういうのをスタイリッシュというのだと思った。


面白かったのが所員の人がみんなスラッと背が高く
黒のスーツに白シャツでネクタイはせず髪の毛は短くて
ああこれだスタイリッシュだと思った。