スケールの横断

この事務所に来てから同時期にいろいろなスケールで建築を考えるようになった。
それはたとえば仮に大きな建築でも一様なデザインで覆ってしまうのをよしとすることと
それに対し身体的に近いレベルで考えればもっとまとまりのない建築になるはずだという漠然とした批判があったとして
そういう二項対立的図式をだいぶ回避できるように設計ができるようになった気がする。