2010@ホイットニー美術館

まさに今を切り取ったコンテンポラリーアートが集まる展覧会。
ケイトギルモアの展示が印象に残る。
ビデオインスタレーションの部屋の真ん中に四角い筒状のボリュームがあってところどころぼこぼこに壊されている。
なんだろうと思ってビデオをみると、
そこにはケイトがそのボリュームの中から出ようとして壁を殴ったり蹴ったりしながら足がかりをつくって出て行くまでの様子が流されており
そこで初めてその物体が何なのか分かる。
そのときに脳に立ち表れる多重な時間的な奥行きが僕はツボ。