藤森照信展@gaギャラリー

crz_joe2010-10-02

藤森さんがどんな風に建築をつくっているのか。少しだけ分かるいい展覧会。
空飛ぶ泥舟の製作ドキュメントで建築をつくるという行為における祝祭性に触れていて
いかにその行為が普通の人も巻き込むだけの力を持っているかを語っている。
藤森さんの建築が使われることよりつくるというその時間において
もっとも人々に使われている極めて特異であり
極めて慣習的なものであることに気がつく。
藤森建築の縄文らしさはそこにあって、そういう意味じゃ
つくっている途中の材の余りとかが散らばっているような展覧会こそが相応しいのかも。