COUNT DOWN JAPAN1011@幕張メッセ
今年は30日に参戦。今年もダイノジ虎でした。
頭がグループ魂。
いわずと知れた阿部サダヲと宮藤官九郎率いるコミックバンド。
15年もまあよくこんな馬鹿なこと続けたなと思う。
テレビじゃ絶対放送できない楽しさ。ここでも書けません。。初めてでも楽しい。
続いては今年二度目のOKAMOTO’S。
相変わらず若いのに演奏はアホみたいに巧いんだけど
もうボーカルがホントにやっぱり超弩級のアホで
そのギャップがこのバンドをどこかよく分からないスポットに押し込んでしまっている気がする。
巧いんだけどなあ。
佐野元春はかなり前で見る。
すっかり白髪になっていて驚いたけど、Young Foeverを歌っちゃうあたりにしびれる。
立ち回りを見てても佐野さんはロック親父連中の中でもずば抜けてクール。
あの時代にしては洗練されすぎてたんじゃないかとすら思う。今でも全然かっこいい。
つづく曽我部恵一BANDがベストアクトかな。
曽我部さんてソロ以降あんまり聞いてなかったけどBANDになってからすごいロックンロールで熱い感じになっていて、体も大きくなっててw、それでいてときどきサニーデイを思い出させる甘さで、キラキラと前向きでよい。
サニーデイのBANDアレンジも2曲聞けてうれしい。青春狂走曲熱唱しちゃいました。
The Mirrazをちら見して楽しみにしていたモーモールルギャバン。
クラムボンと同じ編成だけど主に歌うのはドラム男子。最初からパンツ一枚でネクタイ姿、ほとんどコミックバンドみたいな感じだけど音は前衛的。
この辺の境界はかまってちゃんしかり個性として片付けられることでだいぶ曖昧になっている気がする。
本気でロックをやるのが(きっとロックだけじゃなくてもっといろんなことも含むんだろうけど)恥ずかしい時代になったんだろう。
前で見たせいかかなりコアなファンが多くて、躊躇なくパンティーをコールしてましたw
僕も年の瀬にパンティーを連呼できて胸のつかえがとれた思いw
メインステージに戻ってザ・クロマニヨンズ。
ブルーハーツもハイロウズも好きだったけどヒロト+マーシーを見るのは気づいたら初めて。
いやーよかった。
飛び跳ねるヒロトを見ながら僕も飛び跳ねていて
ああいつもライブ行って飛び跳ねてるとき、僕はどこかでヒロトを意識してたんだwと気づく。
一番最近のアルバムの「あったかい」という曲がとても好きで
温暖化してあったかくなって嬉しいなもっと暖かくなってそこら中にバナナなればいいなみたいなマーシーらしい曲なんだけど
こうなんか情報が手に入りやすい世の中で社会のしくみがなんだかとっても複雑だと分かって、何が正しいとか大声ではいえないような時代になったときに、それによってみんなが閉口して無気力になってしまうんじゃなくて、バカバカしい自分の正しいと思うことを声を大にして言っちゃうのが大事で、少なくともロックなんてそのためにあるんじゃないかとすごく思う。
トリ前は斉藤和義。
せっちゃんのライブ見るといつも思うのは、盛り上がらないなあと。
かっこいい踊れる曲もたくさんあるのに誰も身体を揺らさない。
歌謡曲だと思ってるんじゃないか。。ベリーベリーストロングのかっこよさったらないぜ。
めいっぱいはしゃいでやりました。
トリはストレイテナー。
テナーは音はカッコいいと思うんだけど、なんか琴線にふれなくて
ライブ見たら違うかと思って
見ながらどう踊ったら楽しいのかとかいろいろやってみたけど
結局いつまでたっても無色透明に見えてひっかかってこなかった。
とはいえアンコールのROCKSTEDYにはおおはしゃぎ。。
いろいろ見たけど人の感性って多様なんだなーという当たり前のことを改めて思う。
そしてなんで僕が大衆受けするものは全然受け付けれないのかとか
なんでこれみんないいと思うのかわからんとかそのあたりの原因を言語化する方法とか断絶されたとこに有る何かを探りながら、たくさんバンドを見るのはとても楽しい。
ということで今日一番ぐっと来た曽我部さんのこの曲で
みなさまよいお年をお迎えください。
僕は今宵スカでもうひとはしゃぎ。