ところミュージアム大三島 / 山本英明+DEN住宅研究所


伊東豊雄ミュージアムのすぐ横に立つ。斜面に沿って階段状に半屋外的な大空間があって、そこに木の架構とファブリックでアーチ状のドームがかけられたシンプルな構成。とてもいい。そのあっけらかんとした感じとか、ローファイな感じが島にとても合っている。こういう言葉にしにくい良さを言葉にしようと僕はずっとこのブログを書いてきたのだけど、最近諦めつつあって、場所と建築が同じエーテルを共有していると言うことにした。エーテルというのは19世紀に信じられていた大気中に満ちているとされていた光を伝播する媒体。