summer sonic11初日@幕張

トリがレッチリストロークスと決まっただいぶ前から今年は2日通うと決めたサマソニ。5年ぶりの参戦。


まずいきなりのビーチで乾杯。はっぴいえんど直系のラブ人間をからマリンに移ってクラッシュの再来シャークス。日本の伝統芸能からイギリスの伝統芸能へ。時代は積み重なって来たなとしみじみ。





マウンテンに移動してプリティレックレス。ビッチ文化。すげーエロい。日本にはなかなかビッチが定着しない。個人的に沢尻エリカ、応援してますw日本にも定着したらいいのになあビッチ文化。女は計算高い生き物だしそれをさらけ出して生きている人がいてもいい。
イギリスもアメリカも深層の階層性を音楽が表出させているという気がする。日本はどちらかというとAKBみたいに音楽がガス抜き的に機能してフラットな社会を装おってきたけど、文化から階層性を表出させると、それぞれ好きな文化に自分の階層性を見い出すことで自分の社会が小さくなると同時に、隣と比較してアゲサゲせずに多様さを許容できるようなになって、居心地が良くなるかもしれない。


続いてPerfume。躯体としてのかしゆかが忠実に人形ぽくてよかった。男子が生の女子を恐れているという構造の象徴がPerfumeなんだと思った。ビッチ文化にはとても追いつけない日本の大衆男子の姿を見る思い。



そこからリバーサイドに出てCool Wise Man。年に一度くらいはどこかしらで見ているが、やっぱりいい。空いていてみんな好き勝手踊っていて天国。スカ最高!



ビーチに移動して今日のメインのひとつVILLAGE PEOPLE。トリでもないのにまさかのアンコール付きでGO WESTからのYMCAだん。音だけじゃないビジュアルとコントっぽやりとりから古きよきアメリカの空気を連れてくるポップミュージック。 http://t.co/ObnDlmw
アレステッドディベロップメントからマリンへ。
Beady Eye。あくまでモッズコートで汗だくなリアムがすごい。



本日のトリ。ルネッサンスオブロックンロールTHE STROKES
THIS IS ITから始まる1st押しの選曲。鳥肌もの。カッコよかった! http://t.co/yiuQBin
ストロークスのis this itが生涯で一番聞いたアルバムになると思う。ジャケットを含め、大学4年当時抱いて寝たいくらい好きだった。あれから10年。感慨深い。
音楽と社会の階層について思いを馳せる一日。
ストロークスはロックを聞く階層をブルジョワに引き上げたという功績をルネッサンスとして語られているのだと思う。