忘れること

設計において「忘れる」ことをどれだけ前向きに考えられるかを思う。どうしてそう決めたのか、完成するまでの間に何度も忘れる。逆に関わる人みんなに忘れられているということはそれだけデザインの強度が弱いということでもある。
そういうところに何度も手を突っ込んでいくのが僕らの日常。細かいところまでいつまでも覚えていたいから、際限なく手を動かすのかもしれない。