2003-02-17から1日間の記事一覧

夏と花火と私の死体/乙一

これじゃなかったけど321君も読んでたみたいだった乙一。その彼が16歳の時に書いた処女作で、死体の一人称で話が進むところが面白いんだけど、狙いすぎな感じが青臭いなと。読み終わった瞬間タモリが出てくると思った。これは多分みんな思うはず。最近こうい…

ラジオデイズ/鈴木清剛

これは処女作ですけどこの人はコムデギャルソンで企画に携わっていたという経歴の持ち主なのね。知らなかった。完全に普通の人が主人公な普通の話で、一見地味だけど語り過ぎてうそ臭くなることを徹底的に嫌った時代の捉えかたというのはさすがの感性です。…