夏と花火と私の死体/乙一

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
これじゃなかったけど321君も読んでたみたいだった乙一。その彼が16歳の時に書いた処女作で、死体の一人称で話が進むところが面白いんだけど、狙いすぎな感じが青臭いなと。読み終わった瞬間タモリが出てくると思った。これは多分みんな思うはず。最近こういう系統の本をとても読んでいるけど、貴志祐介の描写力にはとても適わない。人間的にはすごい興味が湧いたけど。