カウンターのカウンター

お茶の時間に社公のサイトウ研の助手でクノさんというおもろい人が遊びにきた話をきっかけに、夕飯を食いながら新人研究生のK谷と「カウンター」的であることについて話した。お互い外部から入ったもの同士フランクに話せるので非常に気持ちがよいのだが、端的に言うとうちの先生のロジックレスな最近の設計に対しては二人ともイマイチピンと来ないのだという話から、モダニズムのカウンターとしてのポストモダニズム的な手法にもそろそろカウンターが放たれるべきなのではないかという話になった。


とは言えうちの先生の場合自身の存在がカウンターとして成立していることについてちゃんと自覚していて、つまりは卑下される東京をカウンター的に面白く見せることで成功したからには東京は面白いんだという価値観が広まった後には過去の人間として取り扱われるということだけど、だからこそ環境について積極的に発言したり本音では東京なんか全部壊れて欲しいんだとか言ってしまったりする。
正念場ですよね。