メディアとしての建築

最近CASAとかpenとかそういうメディアに対する嫌悪感が僕の中でかなり高まってきている。建築とは最も時間のかかるメディアだみたいな話を以前したと思うけど、そういう意味で元々相容れないものだと思うんですよね建築と情報誌。ものすごく長い時間生きつづけるものをそうやってコマ割して切り売りしてしまうというのは僕は嫌いですけど。だから確かにかっこいいけどこういうメディアとの相性が非常によい建築として終わってしまうSANAAみたいなあり方ってのは真摯でないと思うワケ。でもそれってのも逆に考えればメディアの変化でデザインも変化したってことなのかもね。どっちにしろ建築の問題じゃないって気がするけど。