まどろむ夜のUFO/角田光代

まどろむ夜のUFO (講談社文庫)

部屋に遊びに来ていた日本人の友人と英語で話していてふとどんな人がノーマルでどんな人がアブノーマルか分からないという話になったから僕は迷わずたまたま持ってきていた角田光代の「まどろむ夜のUFO」をこの本はそういうことをテーマにしているから読んだらと言って貸したらJOEはいつも物事を振り返ってそのテーマを探しているという話をされてなるほど確かにと納得したのだがその親友の話はかなり前方に一人歩きしていくところが面白くて例えばステキな人に会った話がいつの間にかその親友の中では結婚して子供が3人出来るんだけどやっぱり日本が恋しくて離婚して熊本に帰ってくるところまで瞬時に飛んでそれを聞いて僕は僕もモノを書くときには後方に話が飛んでいくけどしゃべるときにはやっぱり前方に飛ぶかもという話をしてこれは一体どういうことだろうとまたしても考え始めてやれやれと思った。
常に日々の煩悩の構造を振り返るこのdiaryにもそろそろ辟易してきた頃なのでこれからは日々の煩悩から起こる妄想をテーマにしてみようと思う。どうなるかは全く想像できないけどこれはエッセイと小説の違いなのだろうか。。