高円寺コンペ公開審査

空間のソフトの相互作用をよく考えながらそれを配置して、オーソドックスながら極めて誠実な解答を提示した優秀案の仙田満、一方で完全に閉じた箱にしながらそれを表現の強いファサードによってオールオーバーに覆うというブランディングでソフト面を解決しようとした伊東豊雄、区民参加やみちのような空間をキーワードに建築を都市の広がりの一部に積極的に位置づけようとした北川原温。
こうやって見ると我らがアトワン・クワハラチームはアイデアだけなら仙田案と北川原案のいいとこ取りだったし、負ける必要がなかったと思うけど、まあ負けるわな。あのダサさじゃ。
それにしても伊東さんのやり方には辟易した。旗竿敷地に表現を主題としたものをぶちこんで、僕のブランドで活性化する!みたいなのには正直ちょっとついていけない。。