きみの知らないところで世界は動く/片山恭一

きみの知らないところで世界は動く
若い頃の僕と同じくらい純愛一直線な主人公がでてくる。読み始めて30分くらいで、僕には登場人物のラストが分かってしまって、それをどうまとめるのかだけに興味を持って読んだ。
僕がいままでの人生で知らない間に傷つけてきた人のことを想う。
ふと気づく。
小説というものが僕に何を与えてくれただろうか。
糞みたいだ。
こんなものを書いて生計を立てているヤツがいると思うと反吐が出る。