超俯瞰的建築

crz_joe2006-03-03

ここ最近コンペ案をまとめようとする度、必ず俯瞰パースを書いている僕だが、それは多分cmaの建築の質を素直に捉えた結果なのだと思う。
単純に平面的なのともまた違う。
平面の中に奥行きがあって全てが見通せたような状態の建築がいつもある。
そういえば最終的なプランの納まりの細かいところまで曖昧なままスタディをしていたときに何度か怒られた。
やはり組織設計事務所上がりの人間らしく、
細かい納まりまで見通せることがスタディでもものすごく重視されている。
つまり木にたとえて言うなら、設計に幹があるところがある意味では近代的なのだけど、
それとも違うし幹のないフラットな状態とも違う建築なのだ。
そのままメタフォリカルに言うなら、幹に直接葉っぱがついたような状態だと僕は思った。
その結果として見通しのきく超俯瞰的な建築がある。


ところで最近渋谷にある某大手I事務所から採用試験を受けなさい受けなさいという電話があるのだけど、やっぱり断ろうと思う。速攻で海外に飛ばされる気もするし。。