日本盲導犬総合センター/CMA

crz_joe2006-10-08

前日結局2時まで飲んでも頑張って5時半に起きて事務所の面々を乗せ、完璧に晴れた空の下、高速に乗ったときから遠目に見えている目標物を少しずつ視界の中に広げながら西へ西へと車をぶっ飛ばす。冷静に考えると酒気帯びにひっかかるはずだけど運転せずにはいられないそんな天気。
建物は形式をスタート地点にしていろいろな自由度を獲得している感じが予想以上によい。うねうねした回廊を今にも走り出したくなる感じ。制度に縛られることで自由を獲得できる感じがするというのはよく分かって、きっと結婚しようと思う人もそんな感じなのだろうと思う。部屋のドアを開けると犬と人がフラットに共存していて、すぐに人がいぬと同じ目線になっていく不思議な建物。全て住宅と同じスケールで出来ているから、住宅と同じくらい目が行き届いているし、2階に上がれば隣の棟の屋根が人の家の屋根のように見える、住宅作家による公共建築作品。評判もなかなかよくてボスも上機嫌で酒を振る舞う。