白の家/篠原一男

crz_joe2007-06-28

1966年作品の住宅が移築?するために奥山研が調査/公開しているのを聞きつけ、昼休みを利用して駆けつける。篠原さんの住宅を見るのははじめて。
緑道に面した路地の奥の敷地に建っていて大きな開口部から見える緑がとてもきれい。ミニマルだけどミニマルになりすぎることの気持ち悪さ=建築を仕上げるときに失われていくリアルな建築の強さを一本の柱がミニマルな空間の中に見事に集約させて体現している。
その姿勢は曾孫弟子のHG氏に至るまで40年も脈々と受け継がれているなと思うと感慨深い。