時速250kmのシャトルが見える

時速250kmのシャトルが見える (光文社新書)

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でもすごく面白い。
言ってみればこれは一流スポーツ選手による空間認識論。
オグシオの潮田は空間(バトミントンコート)を20分割で認識しているとか
卓球選手の動体視力のすごさとか
サッカーのディフェンダーが持っている圧力が満たす空間の狭さとか
そういう人並み外れて鍛えられた身体能力を持った人がどう空間を認識しているのか。
そういうのを佐々木さんがうまく対談で引き出している。


空間の専門家である建築家も人ぞれぞれに空間認識の方法は違うはずで
たとえば塚本さんの街を歩いていてすぐに変なものを見つけてしまう力とかも
建築家としてのものすごくユニークな空間認識力だ思うし、
うまく言葉にできないけど今のボスにはものすごく人と違う空間認識の方法を持っているのを感じる。
建築空間的でない何か面としてエレメントを分解していくような方法だと思う。
いろいろな建築家からそういう認識方法を引き出して比較してみたい。