田崎美術館/原広司+アトリエφ

1986年の建築学会賞作品。24年前。
美術館としては道路に対してかなり唐突にある印象。
平面的にも立面的にも雲形が蔓延しており
それが不調和を起こしているところに空間が立ち上がっているという印象。
そこにゆるぎない力強さがある。
小さな美術館なのにトップライトや中庭を通してとても明るく開かれた空間となっている。
気持ちいい反面、人間の価値観というのはとても移ろいやすいだなと思う。