カンディンスキーと青騎士展＠三菱一号館美術館

ミュンヘンで僕が一番好きだった黄色い美術館、レンバッハハウス改築中に伴う巡回展。
大学からも近くて、当時よく帰りにフラッと寄っていました。
ミュンヘンに久々に行きたいけど、今はレンバッハ改装中だし。。くらいに好きなところ。
こうして見れるなんてとても感慨深い。

初めて入る三菱一号館美術館も、邸宅を改築したレンバッハハウスの雰囲気にどことなく似ていてとても馴染む。
絵に対面するたび、その絵の周辺の空間までフラッシュバックで蘇る。とても懐かしくなる。
絵そのものを楽しむというより、絵を通してそれを見ていた昔の自分を探すような体験。
さすがにレンバッハにあったようなカンディンスキーのコンポジション一色の部屋までは再現されていなかったけど、感覚に直接訴えかけてくるようなカンディンスキーの色鮮やかさに、当時の多幸感を少しだけ思い出す。