スタジオムンバイ展@ギャラリー間


最終日だったので腰にコルセットぐるぐる巻きにしてスタジオムンバイ展行ってからの、近代美術館の夏の家見てきました。ギャラ間。最終日で人がものすごい多かったのもあって、あれほどインドを感じられる展覧会はなかった。マサラっぽい匂いが立ち込めたら最高だった。
インドは格差がすっごいから面白いところがいっぱいあるけど、日本と比べてどう違うのかって考えたときに、非等価交換みたいなのが成立してるところなんだと思った。同じレストランに入っても外国人と地元住民じゃ同じ料理に払う金額が違ってて当たり前の社会。
一方で、科学的な正しさを前提にした等価交換が根底ないからなのか、模型とか夏の家を見てても、普通に考えたら梁が通りそうなところになかったりして、ピラミッド的な構造をそこに感じられないというところが非常に面白かった。
今社会が抱えている問題というのは、市場原理主義(等価交換)をこれまでそれ以外の力が働いていた教育とか報道とか医療とかにまであてはめてみた結果応じ た不具合に対して、じゃあどうしよう?っていうことだと僕は思っていて、こういう等価交換だと成り立たないシステムに触れると皆ドキドキする。