きつねのはなし/森見登美彦

きつねのはなし (新潮文庫)
京都の町と「きつね」たる何かを巡るミステリ?小説。
「きつね」が実際にいそうな京都のちょっとした路地の空気感というか
空間の響きをうまく描いていて、妙に引き込まれる。


あからさまに都市的な空間のポテンシャルを超えて
こういう街に埋まっている空気感を引っぱり出すことが僕の建築に対する興味。