2008-01-01から1年間の記事一覧
産業風景を撮り続ける写真家、エドワード・バーティンスキーの産業開発が進む中国での撮影を追ったドキュメンタリー。冒頭の工場のリフレインのど迫力に圧倒される。 映画の最後にバーティンスキーが語ったことが何よりもこの映画の価値を表していたと思う。…
最近王道青春マンガにマイナーなウンチクを掛け合わせれば面白いものができると思ってる輩がいる。鎌倉の高校を舞台にした書道青春マンガ。面白い。 とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)作者: 河合克敏出版社/メーカー: 小学館発売…
自転車のロードレースをテーマにした話題の小説。 ロードレースのチームプレイの異質さをものすごくうまく題材にしている。 チームのエースを勝たせるために風除けになったり他のチームのエースをけん制したりするアシストと呼ばれる人が話の主人公。 アシス…
ここずーっとピロウズ漬け。 20年やってきて今が一番いいみたいなバンドって過去に例がない。 世界を見渡してもスカパラとピロウズくらいじゃないか。 今は日が当たらないけどそれでも僕にだって日が当たるときがくる的な歌詞にいつも励まされます。 ロッ…
茂木健一郎さんが!
ぼくの伯父さん [DVD]出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/02/27メディア: DVD クリック: 147回この商品を含むブログ (73件) を見る 初見。アイロニカル。
「誰も知らない」の是枝作品。 日曜の朝一に見たら年齢層が異常に高かった。 小津映画のリメイクかと言ってもいいような王道邦画。 三浦海岸近くの山と海の近い風景をすごくきれいに、ノスタルジックに撮っている。 古くなっていくこと、歳をとっていくこと…
そういえば千葉事務所時代に担当していた住宅「鎌倉の家」が掲載されています。 僕は「回」という名前を提案していたのだけど普通になっていた。 回という文字で概念的にも平面的にも説明できる建物。 まあ名前はどうでもいいですが、なかなか写真栄えしない…
に負けました。(佳作) もう少し上に行って欲しかったけど ドイツであんなにヒートブリッジが多い建物つくろうとしたら こんなもんか。 世界一出隅入隅の多い建築になったのに。。 朝から連敗でテンション低いです。http://www.neubau-buehnen-koeln.de/erg…
このところ毎日犯罪予告をして逮捕されている人がいるらしい。 とヤフーニュースで読んだ。 http://netjikenbo.no.land.to/hy/ なんと1日あたり二人も逮捕されてる。。 恐ろしいのはこれをバックアップしているのが 情報技術の発展とかってことじゃなくて 誰…
予告編の妙なのか、予想していた内容とだいぶ違った。 ただいわゆるまったりとした邦画っぽいテンポでスタートしていたのが、 いつの間にかミステリーになっていて、 そこで求められるテンポってかなり違ったはずで 面白かったけどそういう違和感がすごく残…
1984年以降の現代美術における重要な賞のひとつであるターナー賞の歴代受賞者の作品を集めた展覧会。こうやって歴代受賞者を見てみると意外と知らない人が多くて 芸術家として生き続けるのは結構大変なのだろうと思う。 実際に作品を見ていても探求的なもの…
久々に菊竹事務所の塚本さんや、今やすっかり大先生になりつつある平田晃久さん、桑田豪さん、猪熊さんらと飲む。 猪熊さんが展示を控えているという話に森美術館の前田さんがいろいろな人を巻き込んだほうがいいとふっかけていて、建築の展覧会でこそ受ける…
ザハ建築を体験するのは3作目。 丹下さんとの対比で見るとすっごくかっこいいのに完全に閉じているのが残念。 そもそも布っぽいのとか仮設的な素材でつくってしまうと 急に安っぽいハリボテに見えてしまうのが ザハみたいな建築の作り方の本質的な部分な気が…
最近の生活。 2時寝。4時起き。6時二度寝。8時起き。 関係ないけどなんで二度起きって言わないんだろう。 トーナメントに入った途端生まれ変わったチームになっているドイツ。。 攻守の切り替えが速く、見ていて飽きない試合だったけど 予選の報復行為で一発…
土曜早朝映画。 芸大出の夫婦の生活を描いた小津的な良質な日本映画。 実際に描かれているのはたかだか5年くらいのことなんだけど その周りの家族のことも含めて 生きるのって時間がかかって そのことこそが美しいのだと教えてくれる。 映画自体も終わりそう…
事務所でやっているアリーナのプロジェクトの関係で 直接関係のない僕も早朝に見学。 恥ずかしながら初めて第二の方に入ったのだけど 教会建築のようなかっこよさ。SFチックな吊照明もまた素敵。
久々の土曜朝一展覧会。 青木さんはひとつの住宅にかかわるスタディの展開を時系列で並べていく。 その展開はきわめて非線形的。 建築という外形だったり空間だったり使い方だったりいろいろな次元が交差するものを あえてひとつのことに着眼してスタディし…
最近僕の中で目指されているところ。 建築をつくることで何が変わったのかを語るのではなく 何が変わらなかったのかをも語れるような建築の作り方。
STRENGTH IN NUMBERSアーティスト: ザ・ミュージック出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2008/06/04メディア: CD購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (26件) を見る僕が6年前に本当に聴き込んだ00年代のバンドの中で 1stの…
転々 プレミアム・エディション [ 小泉今日子 ]ジャンル: CD・DVD・楽器 > DVD > 邦画 > コメディーショップ: 楽天ブックス価格: 4,031円読んでないけどきっと原作のおしつけがましい感じを 三木聡がかなり噛み砕いたて肩の力を抜いて見られる映画にしたと思…
早く東京に帰ってきたので間に合う。 いろいろな部分部分がうまくできていて それが複雑にかみ合って全体ができている感じ 非常に塚本さんぽい建築の在り方だった。 krvと藤村ワールドはどこにあるのかと議論になる。 藤村さんはもしかするとグロピウスを目…
前日現地入りし宿泊、起床は朝4時半。 スタート位置に着くとものすごい自転車と人の数。 全長24キロ高低差1200m。 登り始めるとまあひたすらつらいだけなんだけど 最近体調を崩して貧血気味だったこともあって調子が悪い。 当初の目標1時間20分を1合目の時…
担当していたケルンのコンペをなんとか無事アップ。 提出印刷物が1.96m×1.46m、4枚。 さらに面積表など細々したもの。。。 最後の1週間はえらくハードでした。 成果物は、僕がこの事務所でしたかった仕事が きちんとできた感じでひと満足。 それはなにか…
ドイツ語の膨大な資料を読み1日の半分をブロークンな英語で話している日々。 仕事はものすごく絡まった糸の塊みたいで それを少しずつほどいていく作業。 今までと違うのはその絡まり方の複雑さと ボスがそれをほどくことに協力的でなくなったこと。 結果と…
初の新国立劇場。ちょうど劇場の設計をしているのでいろいろと勉強になる。 いつもラーメンズやKKPはチケットがとれたことがないのでこれが初の生片桐仁。4列目だったのでかなり近かったけど思ったより薄かった。いつのまにかまた髪伸びてるし。 連れは板尾…
岐阜駅の手前10キロほどのところ。生憎葬式がたてこんでいて中には入れなかったせいもあるけど、構造の作られ方よりもランドスケープとしていいと思った。目指された洞窟状の空間は結局かなりの高さまで垂直の壁が立ってしまっているので空間的には強い感…
前日の雨でもメンテナンスができる状態に無いので自転車は重いが、超好天。新緑の壁にはさまれながら、長良川と単線1両の長良川鉄道を横目にひた走る。ゆるやかに下りなのでものすごく快適。途中から岐阜らしく平地とぽこぽこした小さい山が点在する風景に…
ウェットさがいい。水の流れがある町。 インドの町はどこもドブがあってあれはあれで流れがある町といえるけど、ドイツのフライブルクが同じように水の流れが町の構造の大きな一端を担っていたのを思い出す。単に水の流れがあるというだけでなくその流れと建…
切妻の妻側の窓がどこも市松状というか三段のピラミッド状になっているので夜景がかわいい。谷を抜ける風に面を立てないためなのか妻面がみな同じ方向を向いていて、それが風景の大きな一因になっていた。屋根の中の空間は部分的に床が格子になっていて冬場…