2009-01-01から1年間の記事一覧

Werner Panton展@オペラシティ

これは必見。 長生きしてよかったなwと思う。 学生の頃にCASA BRUTUSとかで写真を見てすげえなと思っていた異次元の世界を体感。 デザインがイデオロギーを持っていた稀有な時代のスターデザイナー。 こういうデザインが根付くほど社会は変わりやすいもので…

写真と写真の間の建築

このサイトを見ていて今日思ったこと。 http://ultimasreportagens.com/ultimas/index.html ひとつの建築で100枚近く写真があると 当然似たようなアングルもあってそれが非常に冗長的なのだが そうして見せられていく写真と写真の間に空気みたいなものを感じ…

スラムドッグ&ミリオネア / ダニー・ボイル

最近思うのですが評判の高い映画ほどグッと来ない。。。 多分ひねくれものだからですw 凡庸じゃない? 最初の15分で展開読めちゃう。 トレインスポッティングのが好きだな。 というかものの面白さって、そのものの質よりも 期待度とのギャップ(奥行き)に…

Face the Music –Tower Record 30th anniversary- @Studio Coast

タワレコ30周年記念イベント。 オアシスの日本公演の前座でも見たQUATTROから参戦。 普通にかっこいい。縦ノリと横ノリの混在する王道的なブリティッシュロック。 ブリティッシュと日本らしさとの融合とかじゃなくて純粋に英語詞のブリティッシュロックその…

きつねのはなし/森見登美彦

京都の町と「きつね」たる何かを巡るミステリ?小説。 「きつね」が実際にいそうな京都のちょっとした路地の空気感というか 空間の響きをうまく描いていて、妙に引き込まれる。 あからさまに都市的な空間のポテンシャルを超えて こういう街に埋まっている空…

最近の仕事

最近までひとり+大手組織設計で42万?の都市再開発のコンペをやっていたので、もう異常に忙しい日々。 最後の方とか一日にやりとりするメールの件数が120件とか超えて、ご飯もろくに食べず条件反射で仕事をこなし続け、体をずいぶん苛めました。。 で、そのま…

アニメ 君に届け / 椎名 軽穂 鏑木ひろ(アニメ監督)

今クールはこれと、ささめきこと、とある科学の超電磁砲、そらのおとしもの、青い文学シリーズ、生徒会の一存、Fairy Tailを見てますが(多いな) とりあえず一番いい。 第一話を見れば誰でも風早君に惚れます。 最近はささめきことしかりとある科学生徒会し…

神様のパズル / 三池崇史

人に宇宙はつくれるのかというテーマに挑む小説原作のSF。 これを見て市原隼人に好感をもってしまったw んーなわけあるかいという世界を見ていて許せるようにしてしまう三池さんの世界観のつくりかたは見事だと思う。 キャラクターの作り方とか構成とか 見…

GOEMON / 紀里谷和明

予想より面白かった。 これが全部実写とかだったら許せないことがたくさんあったのだろうけど CGが多いことで許せたことがたくさんあった気がする。 アニメと実写の中間的な感覚。 まあそもそも歴史ものには事実がないので 最近の歴史ものの解釈の多様さには…

百万円と苦虫女 / タナダユキ

原田郁子のエンディングテーマも含めて 終わり方が秀逸な映画。 本当に自分の尊厳が傷つけられたときには 人は怒るべきなのだとこれを見て思う。 それ以外の些細なことには笑っていろと。

空間の響き/響きの空間  / アトリエ・ワン

建築をめぐるエッセイ集。 最初何だこりゃwと思いながら読んでいたけど 最近の塚本さんの建築を説明するのに論文的なものが重たいと感じていたのもあって、 途中からこのエッセイ的な力の抜け具合に妙にしっくりきた。 売れなそうな本ですが僕は好きです。 …

クラムボン10周年ライブ@日比谷野外音楽堂

野音は外で聞く人が出るくらいの盛況っぷり。 10年分古い順に演奏するというかなり緩いノリ。 見るのは2回目だけど「和」という言葉が本当によく似合うバンド。 こういう音がつくりたいというなにかがあるというよりは こういう音を出せる人がいてそれが3人…

SKET DANCE / 篠原 健太

最近はまってる学園ギャグ漫画。 主人公としては大して取り柄のないボッスンがいい。 人を応援するのが本当に好きな僕としてはすごい親近感がわきます。 この主人公の描かれ方をみてもそうだけど あこがれよりも親近感が大事な時代になったと思う。 社会が多…

罪とか罰とか /  ケラリーノ・サンドロヴィッチ

[rakuten:book:13183267:image] 良質なコメディ。 いいコメディはものの常識的な価値観をアイロニカルに壊すことでつくられる。 お金があまりかけられないからこそ発展しうる日本のコメディ映画にはものすごいポテンシャルがあると思う。

グラン・トリノ /  クリント・イーストウッド

グラン・トリノ [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2009/09/16メディア: DVD購入: 39人 クリック: 494回この商品を含むブログ (344件) を見る最近の忙しさに加え早朝から野球で疲れたので家で映画の珍しい週末。 面白いと話題だったの…

AI WEI WEI展 @森美術館

森美術館は個展の方が好き。 社会的に見ればありそうなものの価値を一刀両断していくものづくりは痛快。 こういう感覚は非常に中国的と思う。

Gambling With God / Magneta Lane  

asin:B002KQJO40 誰も知らないシリーズ9月の2. ガレージロック×最近のポップみたいな音のガールズ3ピースバンドの2nd(になるのかな)。 フロムトロント! 切ないメロディとシンプルでひずんだギターの音。 おっとりした歌としっかりしたリズムのミスマッチ…

イエスマン / ペイトン・リード

久々にジムキャリーのコメディが見たくなって借りる。 ライアーライアーにもよく似た非常にジムキャリーのコメディ的映画。 もうこれはひとつのジャンルとして確立されてよいのでは?? 何に対しても乗り気でないNOマンな主人公がイエスとしか言わないように…

SDレビュー2009

SDレビューは今危機的な状況にあるというのが一番の感想。 みんなもっと歴史ある賞に対して誠実であって欲しい。 もはや若すぎる人が出すと信用を失う賞になりつつあります。 一建築ファンとしてなくなって欲しくないです。 存続に対する敬意を。

TOKYO FIBER 09 SENSEWARE @ 21_21 DESIGN SIGHT

これで入場無料はすごい。 最新鋭の繊維素材をつかって建築家やアーティストがいろいろなインスタレーションをつくっているのだが、単におもしろいものつくりましたってのじゃなくて、ちゃんとその先の可能性を感じさせられるものがよい。 その点うちのボス…

ビアフェス2009@横浜おおさんばし

3年前くらいに大さんばしの芝生の上でビールを飲む人を偶然見かけて、ずっと参加したいと思っていたイベント。 今年ついに念願かなう。 日本各地の地ビールを入場料を払って試飲し放題。 今回は芝生の方に出れないゾーニングになっていたのが残念だったけど …

しんぼる/松本人志

最後の10分前まではとても面白かった。 僕はわりと松本さんは好きなほうだけど 思ったのは構造破壊というのはその構造を熟知した者にしか行いえないということ。

the pillows 20th anniversary live Lostman go to Budokan @日本武道館

武道館に立つのに20年かかったアーティストなんていないだろうね。 「音楽業界の片隅で流行らない音楽を鳴らし続けてきました。今日武道館のステージに立ったことで何かを成し遂げたのだとしたら嬉しい」と語った山中さん 心より敬意を表します。 音楽業界だ…

成瀬友梨+猪熊純 プロジェクト展

前の事務所の先輩である猪熊さんの展覧会 昼休みを利用して訪れる。 ひとつひとつはとてもキャッチーだし面白い ただ全体を見回すとオムニバスアルバムのようだ。 物質的な建築のかっこよさと人間の猥雑としたにぎやかな感じを同時に求めているのが 猪熊さん…

PLASTIC MOON/前田紀貞

前田さんの建築は初見。 型に見たてられた腰壁の高さのスラブが重なって空間をつくるという明快なコンセプト。 診療所というプログラムがこの型にぴたりとはまっていて 腰高の高さにあるプールを眺めるリビングも気持ちがいい。 前田さんは型が切り取る空間…

ルイス・バラガン邸をたずねる@ワタリウム

日曜出勤のついでに。 バラガン邸の家具やそこに置かれた絵画などが持ち込まれ 空間を一部バラガン邸に見立ててレイアウトされる展覧会。 見ていてふっと自分の周りの時間の流れ方が変わる瞬間があった。 最近の僕の生活といえば完全にアウトドア派というか…

Compass / bye bye bycicle

誰も知らないシリーズ9月の1。 本気で輸入レーベルでもはじめたいくらいの勢いです最近。 Bombay Bicycle Clubだけじゃない!(ってそっちも知らないかw) ロック界にはびこる自転車ブーム! の終焉!さよなら自転車bye bye bycicle! みたいな帯つけてw …

ルネサンスの到来

見終わって昨日のこのアニメがものすごくツボなのだけど それが切り取っている現在とはいったい何なのかを考えたとき ふとある人がこんなようなことを言っていたのを思い出した。 社会が悪くなると人間が輝き、それによってつくられる素晴らしい社会がまた人…

サマーウォーズ / 細田守

ずっと見たかった今年のアニメの超大作。 展覧会のあとの草野球の帰り 夏の終わりになんとか間に合う。 いや。 やばい面白かったです。 見終わって本当に面白いと評する言葉が出てこないと思った。 アニメという枠を超えて映画としてもここ数年で一番面白か…

09BLACKS 第5戦 @二子多摩河川敷

天気のいい広い芝生の河川敷。 ときどき打球を追ってときどき打席に立つ。 なんて気持ちのいい日曜の午後w 試合は初回にどっと失点して それでも前向きに頑張って2回以降は好ゲーム。 センターに立っているとほっとするのは 慣れているからなのか全部が見渡…