2006-01-01から1年間の記事一覧

The Masterplan PV/oasis

もうすぐベスト盤が出るという噂のOASIS。デビューからずっと追い続けているという意味では 僕にとって一番付き合いの長いバンドだ。 名曲the MasterplanのPVが当時あったのかは謎だけど2006年版になっていて セピア調のアニメーションが非常にイギリスの匂…

留学帰国組との飲み会

塚研の二つ下の学年の3女がインドフランスドイツからそれぞれ帰ってきたのを 何故だか中野の焼鳥屋で祝い飲み。 3人とも何を掴んできたのかはっきりしなかったが 終始下ネタで盛り上がってしまう感じに反省。 完全に親父化がすすんでいる気がする僕とkrv。 …

仏像/東京国立博物館

森美術館のためのお勉強として見る。 全国のいろいろなお寺から重要文化財〜国宝クラスの仏像が集まってきていて 内向きに立っている様子はさながら仏像サミットといったところだ。 一本彫りの大きなものがむき出しで立っているのには迫力があった。 全体と…

ルイザ・ランブリ展/ギャラリー小柳

朝から天気がいいので自転車にまたがりふらふらと都内を走る。 まずは銀座にてMESHを案内したランブリの展覧会へ。 非常に部分的な建築の風景がほとんど白と影とのコントラストとして撮られている。 ただ展示が少なくて代表作もないので初めて見る人にはオス…

そこにしかない形式

ボスとタクシーで事務所に帰りながら「そこにしかない形式」という矛盾をはらんだタイトルについて盛り上がる。 「そこにしかない」というポストモダニズム的ローカリティと「形式」というモダニズム的な普遍性が 並べられることで模索している感じがいい。 …

はつゆめ/ビル・ヴィオラ

ビデオインスタレーションの第一人者ビル・ヴィオラの森美術館での個展のオープニングのご招待に預かる。 映像が額装されて壁に掛かるのを見るとき、僕らはそこにビデオと絵画との差異を時間として見いだすことが出来る。 ヴィオラはその差異として浮かび上…

渋滞緩和

2日間の内覧会手伝いから帰ろうとすると待ち受ける渋滞40キロ。のろのろと話ながら、一連のめざましい科学の進展に対して、交通はあまり良くなっていないのではないか、そういえばなかなか車って飛ぶようにならないとかっていう話になる。話しているうちに、…

日本盲導犬総合センター/CMA

前日結局2時まで飲んでも頑張って5時半に起きて事務所の面々を乗せ、完璧に晴れた空の下、高速に乗ったときから遠目に見えている目標物を少しずつ視界の中に広げながら西へ西へと車をぶっ飛ばす。冷静に考えると酒気帯びにひっかかるはずだけど運転せずには…

mac結婚式二次会

中高の陸上部同期で部長だったmacの結婚式2次会で、久々に会う顔と話をしていると、この歳の男子ははっきりと2パタンに分かれていて、1つは大学時代からの恋愛をうまく成就させて結婚した組と、もう1つは結婚のタイミングを逃して、別に結婚しなくてもいい…

ららぽーと豊洲

千葉県は船橋市出身で江東区を地元の活動拠点とする僕にとっては、ものすごく身近な話題に感じて早速足を運ぶ。周辺にものすごくオランダの匂いを感じるのは埋め立て地の空気感なのだろうか。東京湾の死角に当たるようなところが切り開かれているから東京湾…

ウランバーナの森/奥田英朗

ジョン・レノンをモデルにしたところとか結構鼻につくところも多かったけど、お盆という日本の古い慣習のもつ精神性を非常にうまく描いた佳作だと思う。最近は盆休みってただの夏休みに成りつつあって、その背景にあったいろいろなことがずいぶん蔑ろにされ…

微分され続けるシステム

スタディ中の展示構成に全体を統合しうる面白いシステムをと思っていろいろと模索するのだが、展示物が埴輪だったり仏像だったり絵巻物だったり掛け軸だったり油絵だったりと非常に水準がそろわない状態にあって、そんな中でもそれぞれの展示物の違いを比較…

脱方程式

基本的に方程式的な設計のあり方というのが現在のモードとしてあると僕は思っていて それは建築において不確定要素が多いからなのだろうけど その物件固有のコンテクストやあるいはそうした不確定要素を変数として吸収して変化していくことで 有機的に見えて…

09BLACKS 今季第5戦

初戦の勝利の後三連敗で迎えた第5戦。 1年ぶりの先発のnbが思わぬ好投で打線も奮起、 相手のエラーが目立ったのに対し、しっかりと守り 結局nbが完投して今季2勝目。 12-2で大勝。 個人的には内野安打2も、走力の衰えを異常に感じる。 まさか2塁で刺されそう…

空中ブランコ/奥田英朗

神経科医師伊良部シリーズ第2談。それぞれが患者の視点から書かれているからインザプールから読んでいくと伊良部という1人のキャラクターがいろいろな人の視点から語られていくのが面白い。自分の願望を体現した存在の行動が非常に痛快。

SDレビュー2006

最近建築を見てヤラレタと思うことが多いのは今の建築が重箱の隅をつつくようなやり方をしていて 誰しもが考えられそうなその残りをつつかれているからではないかと改めて思う。 そういう中では井坂幸恵さんの作品はテーマとしても大して新しくないけど 探求…

つっこみ主義

夕飯を食いながら笑いについていろいろと談義していくといつの間にかお笑いの話に。そもそもボケがいて突っ込みがいるという80年代漫才ブーム時代に確立されたお笑いの形式をモダニズム的お笑いとすると、その後のポストモダニズム的笑いがどうなっていった…

美女と資本

来年の1月から5月まで森美術館で開催される笑いをテーマにした日本美術展の会場構成をなぜかうちの事務所でやることになり、担当になったのだがデザインとして”笑い”を考えるのが好きな僕にはうってつけ。 この日打ち合わせの後、実際に美術館を見に行く。GU…

脱東京派

高校の時の陸上部の友達でずっと東北の方に行っていたzcが3連休でこっちに帰ってきていたのを捕まえてtmrやgntを交えて飲む。 薬剤師の免許をもつ彼は今岩手の山奥の工場で、健康食品の品質を舌によって管理しているという今日び信じがたい仕事をしているら…

S邸オープンハウス/cma

緑の多い藤沢の傾斜地に建つ3つ股平面の住宅。造園屋さんのように木々が植わる中にチークの貼られたボリュームが切り株のように建っていてうちの事務所にしてはキャラのある住宅だと思う。ただ外と中の有機的な関係をあまり感じることができなくて非常にもっ…

夏休み3 大阪

2日目。京都に行くでもよかったのだが、もはやこれ以上アミューズメントパーク的なところを歩くのがイヤな感じになって大阪の街に出る。なんば周辺を歩くと電気街的な場所から一歩はいると家具問屋街みたいになって、東京より身近なスケールで、それでもなお…

夏休み2 大阪

夏休みを2日まとめてとるのでどこに行きたいかと彼女に聞くとUSJと言うので、一瞬躊躇したが、こういう機会でもないとなかなか旅行で大阪に行くこともないだろうというのととにかく東京でない都市に触れたかったので行ってみることにした。 朝早く東京駅から…

確認申請

担当住宅の確認申請を提出するために鎌倉市役所へ。都市計画課や道路調整課、下水道課から住居表示係までいろいろな課を回って判子をもらっていくうちに、僕はドラクエでオーブ集めを考えた人は、この確認申請に着想したに違いないと妙に確信をもつ。文化財…

インザプール/奥田英朗

原因と対処が一対一対応でないという複雑な現代社会の構造が非常にうまく描かれている。精神科がカテゴリとして確立することによってこそ顕著になる現代病がもつ、普通であることと異常であることの微妙な差異の描き方が巧い。

SF魂/小松左京

SF好きを自称しながら実際には余り読んでいない僕で、実は小松さんの本も一冊も読んでいない。図書館の新書のところで見付けて何気なく手にしたけど、核兵器によるこてんぱんな敗戦があって、急激な経済成長があってその中で日本のSFが一様に科学の発展を憂…

大会発表〜シモンさよならパーティ

駅から住宅地を抜けた奥にある神奈川大のロケーションが面白い。発表自体は1年も前の論文なので、僕も論文脳になっていないから質疑応答がきつかった。言いたかったのは比較可能な社会=現代性のコンテクストとして洗い出すこと。ひとまずこれで2002年から…

社会の未来を思うこと

大会論文発表練習のため会社を抜け出し夜遅くabwに向かう。事前にabwに電話を入れたらt元師本人が出たのをkrvと勘違いして、tちゃん帰ってきてる?と言ってしまったがために、非常に横暴なt元師。新聞から金正日の顔写真を切り抜いてスティックのりで愛用のP…

密度と距離

銀座のギャラリー小柳での個展のために来日しているカメラマンのルイザ・ランブリが見学したいということでMESHを案内する役回り。約束の時間を30分ほど過ぎた頃になってやっと、彼女がイタリア人だったことと、イタリア人と時間の関係について思い出した僕…

LENS/KKP

小林賢太郎プロデュース公演シリーズ。 暗転しない舞台での絶妙な出演者による絶妙なやりとりがつづく。 見ていてふと小林賢太郎は記憶の使い方が非常にうまいのだと気づく。 確かに5分くらい前にそういう仕草をしていたよなとか 見ていて頭の時間を横断して…

09B納涼会

久々の土曜休み。昼くらいからビールを買ったり肉を買ったりして用意する。 家の前の荒川河川敷にバーベキューセットを運ぶとバラバラと人が集まりだすこと計7人。 広い空の下でフリスビーをしたりキャッチボールをしながら ビールを片手に肉をつまむ。 伸び…