2004-01-01から1年間の記事一覧

東京キャナル

シンポジウムのwest8アードリアン・グースが言っていたので面白かったのは、ランドスケープはヴィジブルなものだけではないという話。つまり、港であればフェリーを待つ人とか新鮮な魚料理とか東京であれば木場の木材とかそういうものもランドスケープだとい…

知らない人に話しかけてみようもっと

夕方krvとスペイン人留学生のjo(発音はホ)と東京canalのシンポウジウムに向かう。電車の中で東京には何故ヨーロッパのような広場がないのかという議論になる。議論の中で見つけられたのは、広場に代わって漫画喫茶とかカラオケルームとか小さなコミュニケー…

発売中

狭くて小さいたのしい家 ISBN:4562037911 対談以外で文章が載っているのはボクだけで、僕としてはかなりイタイ本だけど、建築家を目指す学生、家を建てたいと思っている人、casa読者、工事関係者、いろいろな人に読んで貰いたい1冊。 「家族ゲーム」じゃない…

クスクス

前日、t師にクス見たい?と聞かれて 見たいです!と挙手したら やっぱり撮影の手伝いだった。。 僕は不動産屋の友達が全室南向きなんて無理だからといって広告に「全室前向き」と書いたのを思い出した。 しかしこの住宅こそ全室前向きでなかったか。公園の緑…

tmnj結婚式の日曜。

実は僕は友達の結婚式に出るのはこの歳になってはじめての経験で、1年ぶりに顔を合わせる面々と同窓会のような雰囲気も相まって異常にめでたい感じで盛り上がる。 そしてアル中との距離をかなり詰めつつある僕はワインだけでグラス10杯以上空けた。恋人との…

東京

久しぶりに街に出てみる。 人の多さの中に僕は埋もれていってしまう。 透明人間になるみたいな感覚。一生懸命配っているのに誰ももらってくれないティッシュ。 僕は頭を下げてそれを受け取った。 7つもまとめてもらったので、歩きながら道を歩いている人に …

さよならドイツ

ふわっという浮陸感と共に後輪がドイツの大地を離れるのを感じて、僕の1年間に渡るドイツ生活は終わりを告げた。僕は響き渡るエンジン音の中、また必ず戻ってくるよとドイツ語でボソっとつぶやいた。飛行機は順調に高度をあげていった。チェックインが遅れた…

はいままさに非日常への境界をまたいで

ミュンヘン最終日。やり残しがないようにといろいろ見て回る。日本へのお土産も購入。やはり人にあげるものを選ぶのってなかなか楽しい。 夜は親友のBBQに顔を出す。ドイツでポピュラーな建築についての論議。 彼はAUSMIPメンバーでまもなく東京に来る1人。…

エッセン

ミュンスターの退屈な市街をうろうろしながらインフォメが開くのを待って、ボレス/ウィルソンの建築がどこにあるか分かるかと訪ねたが、知らんと言われて僕は彼等ほど地元に根付いた建築家もいないと思っていたのだが、そこで全然知られてない彼等って一体…

方言のない土地へ

朝一でツェレを経由してハノーファーへ。日曜でインフォメもしまっている中、勘をたよりにエキスポ2000の会場へ。MVはすっかり廃墟になっていてしかも周りの塀もなぎ倒されていたので遠慮なく僕は上へ上る。階段の踏み板も持ち去られてなかったりする状態で…

ハンブルク

3時頃に泥酔状態でパーティはお開きになり、それでもなんとか6時に真っ赤な顔のまま起きた僕は、ハンブルク行きのICEに飛び乗り、へたな飛行機よりもよっぽどゆったりとしたシートでぐっすりと眠る。 ハンブルクは一見すると完全な港町だからまずここがまだ…

さよならパーティ

結局ほとんど眠れずでもなんとか部屋の整理を終えて10か月を過ごした楽しかった空間は再び真白なキャンパスのような10か月前の状態にリセットされた。 不思議と悲しいとか思わなかった。 僕は大学の事務所に行って少しだけ働き、お世話になった皆に別れを告…

明朝退出

人に会う度にそれが別れであることが多いセンチな季節。連日飲んで、また胃が荒れそうな予感の寮追い出され間近の月末。31日が土曜なので30日中に追い出されるというのはいかにもドイツらしいあり方で、後はいろいろな所を点々と。 友達と夜中に僕が10か月の…

後片付け

連日部屋の整理に追われていて何か発見する度にこの1年の思い出に浸る感傷的な毎日で、今日は昼に金曜のサヨナラパーティに来れない友達と飯を食って別れ、夕方部屋に引いていた電話を解約に行った。 電話屋でため息混じりに、この番号解約したいんだけどと…

ミュンヘン

超不景気なのにバブル時の建設ラッシュが今頃竣工しているせいなのか、ミュンヘンにも微妙にまだopenしていないような新しい見どころがかなりある。 今日はOffice労働の後アップタウンミュンヘンとWieseの西のオフィス&住宅街を歩く。オフィスの中庭にあった…

インスブルック

インスブルックのユースは朝食抜きだと10ユーロというスイス上がりの僕からしたら信じられないような安さで、高物価地域をぬけた安堵の眠りから覚めると昨日の悪天が嘘のような日差しで、僕は洗濯を忘れてかなりにおう靴下をはいて早速町へとくり出す。 町か…

ヴァルス

スイスの東のクールという古都の、町を見下ろせる高台に立つ建物の下、わりと強く降る雨音で目を覚ます。斜面に立つが故に建物が持ち上げられていて、しかも下には落ち葉が残っていたので、これでビニールシートをしいたらふかふかで気持ち良く眠れそうだと…

アルプスの少女俺

朝起きるとスコールの最中で夕べははっきり見えていたアイガー北壁は雲の中に隠れてしまっている。仕方がないのでゆっくりとユースの朝食をとり、雨が上がるのを待った。飯を済ませると程よく雨はやんでいて、僕はゆっくりと町を下りロープウェー乗り場へ向…

ヴィンタートゥーア〜ズューリッヒ〜ルツェルン〜グリンデルヴァルド

途中めの覚めるような豪雨の音が、今日はとまって良かったと思わせる気持ちのいい朝をユースで向かえ、僕は2日ぶりにまともな朝食を取る。駅へ向かい一路ヴィンタートゥーアへ。 この町は美術館の町として成り立っているらしくインフォメでもらった地図も美…

バーゼル

朝バーゼルの公園で目が覚める。途中雷雨があったりガラの悪い連中が遅くまでうるさかったりしたけど、意外と眠れるものだと僕は思った。僕は自分の睡眠力にはつくづく感謝する必要があるなと思った。 それでもまだ6時で僕は駅のベンチで持参のトーストにヌ…

フライブルク〜ウ゛ァイルアムライン

予定よりも30分遅れて起きたので顔を洗うのも忘れて家を出て、まずはドイツの南西に位置するフライブルクという町へ向かう。久々のバックパックが折れっぱなしのあばらに少ししみるが、僕はそいつを抱えたままゴシックの教会塔をのぼる。見下ろすと教会の前…

願わくば今年も

明日からまたスイス。ということで旅の計画と部屋の整理に追われる月曜。 夕方、チャリでふらっとオクトーバーフェスタの会場まで走る。目的はその西の建設ラッシュの現場だったのだが、広大な空き地にもうフェスタのテントが建ち始めていて、今年この中を楽…

働くロボットたち

夕方、前にBMWの研究を手伝った流れで3週間予約しないと入れない工場を見学に行った。日本でもそうなのだろうけど殆どの行程がほぼ完全に機械化されていて、何台も並んだ間接をたくさん持つロボットたちが絶妙なコンビネーションで流れてくる材料を次々と溶…

音楽一家

天気のいい金曜の午後だったので働いていたオフィスを追い出されて街をふらふらしていると、弦楽器を演奏する4人組のストリートミュージシャンにふと足を止めた。どう見ても家族の4人はお父さんがチェロ、お母さんがバイオリン、まだ明らかに10代と思われる…

MVRDVinMUC

そういえば昨日空港からの帰りに竣工間近のMVRDVのオフィスビル群を見に行ってきた。全て異なるファサードにくるまれた7棟の6階建てくらいのオフィスビルがまとまって配置されているだけのもので、ネタ自体は。。。に近い。しかしこれはかなりうまくドイツ建…

マタネ

フェリーは7時前にアテネに帰ってきて、僕らはまだ眠っている街ですることが無くて途方に暮れていた。8時近くに何とか安い朝飯にありついて再びアクロポリスへ足を伸ばす。6枚綴りのチケットが1枚余っていたのだがアクロポリスには入れず、仕方なく頂に遺跡…

ミコノス

少し早めにユースを後にして港へ向かう。途中聖火ランナーを見かけて、まだオリンピックの開催は諦めてないのだと実感する。僕らは港に着くなりうんざりした表情で何で今日のチケットを買ったのに昨日の日付になっているのだと静かに、そして理不尽にキレる…

3トリーニ

今日発のフェリーのチケットのことをしばし忘れて朝からイラの街をいろは坂状にくねくねと下って港に出、エメラルドグリーンと紺碧に塗り分けられた岩場を潜る。何とかして昼飯を確保したかったがウニを1匹捕まえて本当に少ない身を食べただけだった。僕の指…

サントリー2

朝8時すでに昨日の日焼けあとに痛くて耐え難い陽射しをよけながら朝食を食い、再びスクーター2ケツでフィラへ出てボートツアーに参加する。三日月状の島のどこからでも見える海の真ん中にこの島をつくった火山があってそれに上る。山は何故か本当のガケより…

サントリーニ

朝8時前、まだ太陽が頂に白い街を抱いた高いガケに隠れて見えない頃僕らは島に到着した。バスでいろは坂みたいな坂を上って台地の上を走り、島の中心フィラという街に着く。軽い朝食をとって眠りから覚めたばかりの白い街の細い路地を歩いていく。ガケの斜面…